2009年1月20日火曜日

宇宙をかける少女 3話


局:テレビ東京
放送日:2009/01/19
評価:LB-p


1話より少しだけ伸びが悪いけれど絵の差かな。同じような四角分布で、リンギングの激しい映像。リンギングはリサイズを繰り返した影響と思えるけれど、はっきりと確認できるジャギは縦420を少し超えるくらいのものしか今のところ発見できず。




縦420程度のジャギは、リサイズで崩れているために正確な数字を見出せていないけれど420と仮定して、放送までの低画質化処理を推測してみる。

予告HVから絵の部分が720x420という変わった比率の上下30程度の黒帯がついたレタボ的なSD映像を作成。それを通常のスクイーズ→レタボ変換すると、通常のレタボより上下の黒帯が広くなって絵の部分が720x320程度の映像になる。その絵の部分のみを1080i化した状態の分布が下。リサイズアルゴリズムの違いから周辺に影は出ているものの、明るい部分の分布は放送に近似しているように見える。

あくまで同程度のボケを再現できたというだけで実際の処理もこの加工を行なったと言えるわけではないけれど、ジャギの特徴も含めてそれほど的外れでもないかも。

この通りだとすると、最小のサイズでは縦320程度と通常のLB(360程度)より小さなサイズになっていたことになるけれど、HALF-SDの240と比べると十分に大きいのでレタボズームと考えてしまおう、ということで少し例外的な扱いではあるけれど初めてのLB-p分類アニメ。

屍姫 玄 3話


局:TOKYO MX
放送日:2009/01/19
評価:SD-ip/487


先週のSD-p状態から1話に似た状態に戻る。

中心の分布の縦の伸びは1話より悪く、動きがほとんどない場所でもフィールド単位の拡大になっているところが多くなっているため、SD-iの分布に近くなってしまっている。アプコン処理以前の状態も回によって差がある感じでいろんな要素で不安定。

RIDEBACK 2話


局:tvk
放送日:2009/01/19
評価:HV960 HV1280に訂正

1話同様今回も1280x720を960x540に縮小したような特徴が出ている。1話で見たところろ分布の差が大きいけれど、場所による差が大きいだけで、特によいところでこの程度。

MXだけHVとかスクイーズという例が多くあることを考えると、tvkが悪いというよりMXだけがよいパターン?他局の状況はわからないけれど、MXと比べて線に荒れがあればtvk同様低画質化処理されていると判別できるかも。

低画質化以外に目的があるとは思えないけれど、視聴環境によっては気付けない程度の地味な効果のために面倒なことをやる価値があるのか疑問。この業界の低画質化の研究には情熱すら感じる?

追記
失礼なことを書いてしまいましたが、この劣化はマスターの段階ではないと思われるので、お詫び。説明はこちら