2010年12月30日木曜日

探偵オペラ ミルキィホームズ 1話 再放送



局:TOKYO MX
放送日:2010/12/30
評価:HV1280, HV1280-i(GONZO)


初回放送から特に変わったところもない感じで、縞もそのままでの再放送。

分布で分かる通り、上は縞のあるところ。





局:TOKYO MX
放送日:2010/12/02
評価:HV1280

以前流れていたBDCMの同じフレームの分布。縞のないフレームで拡大された絵に修正されていて、円に近い分布になっている。縞カットの100%が修正されるかわからないけれどBDは問題ないと思ってよさそう?

このCMでは作画修正が入っているところもあったので、流石に修正版の放送は無理だったのだろう。

逆に次回はL字回避TV版をMXで録画する機会が出来たと言えるけれど、また同じ場所でL字という可能性も当然あるわけで・・・

アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの


局:WOWOW
放送日:2010/12/30
評価:HV1280+

少し暗い分布だけど、縦横とも非常に伸びがよい巨大分布の鮮明3DCG作品。上下21ピクセル幅の黒帯付きのビスタサイズ。横の伸びもよく1920を維持した映像だろう。

フルHDと考えたくなるくらいの分布だけど、補間の弱いリサイズで鮮明さを稼いだ感じで、線が荒れ気味で少し粗いジャギも見えてしまっているカットもあり、分布の割りにはそれほど高精細な映像ではない。

標準的なサイズでいうと1440x810より一回り大きいくらいで横は1450前後に見えるものの正確な数字は確認できず精度の低い数字。スタッフロールの文字とその部分にある絵は本編より高精細でフルHDに近いジャギも見えるけれど僅かに拡大した形跡があった。

鉄コン筋クリート 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2010/12/29
評価:LB-ip/360

31日の放送はSDだけど、番宣は低画質番宣が多いMX番宣の中でも特異な映像。縦360と切りのいい数字からの直接のレタボズームで、豆粒のような極小分布の超ボケ画質。

コンポジソースのレタボズームなのに、上下に太い色帯付のシネスコサイズなので、絵の部分の縦解像度は270程度しかない。動きのあるカットを選んでいるのでアプコン縞も大量。

去年、BSJではシネスコのまま、BSフジでサイドカット16:9の、どちらもHV放送されている。製作にMXも入っているのにHV放送しない不思議。

BLACK LAGOON



局:TOKYO MX
放送日:2010/12/29
評価:SD-ip/486(A)

やっぱり、という感じで普通のアプコンでの放送。

番宣で見た場所と同じところがなかなか見つからない、と思ったら2話だった。カットとしては同じだけれど番宣の映像では作画修正されていて、背景を除くとほとんど描き直されてしまっているので、同じ場所を見る意味もあまりなかった。

アプコンとしても特に大きいわけでもなく四角感のある小ぢんまりした分布。修正も入っていないということは古いSDソースなのかな?DVDとBDで違うのか不明。

それでも初回放送の2006年基準で見れば十分上質なアプコン映像。線も太めでコントラストは十分なので、精細感はなくても鮮明には見える。

ダグの特別な1日


局:WOWOW
放送日:2010/12/29
評価:HVFULL

カールじいさんの空飛ぶ家のおまけ的短編。似たような分布で特徴もほぼ同じ黒帯付きビスタサイズの3DCG。ただ、黒帯幅は上下とも20ピクセルで上下1ピクセル分絵の範囲が広い。カールじいさんの方は吹き替え日本語版だったけれど、こちらは字幕での放送。

こちらも分布通り映像は横1440経由で横方向のリサイズの副作用ノイズもはっきり見えるけれど、字幕だけは1920になっている。1440→1920拡大したあとに字幕を入れて放送まで1920を維持という状態。このパターンWOWOWの実写映画にもあった。

冒頭に日本語タイトルの静止画が付け加えらた状態だけど、こちらは本編中のタイトルも英語のまま。その英語のタイトルもやはり黒帯込みで縦1080のジャギが非常に綺麗に残っている。

映画とテレビで別のマスターを作る、ということくらいのこともそれほど大変ではないだろうし、リサイズするよりレンダリングからやり直した方が乱れのない高画質フルHD映像になると思うけれど、逆に映画のような大画面では多少絵を拡大していてもそれに気付く観客がいるのか?、と考えると映画でも最初からテレビ解像度を優先した作りになっていてもおかしくないかも?あれこれ推測しても映画マスターのフレームを細かく分析する機会はないので憶測でしか語れない領域の話。

作品によってはBDのおまけフィルムを調べるくらいのことはできるので、やろうかな~と思っているもののちゃんと調べたことはなかったり。フィルム由来の映像はBDでも荒れ気味で時間をかけても確信できる推測に到達できないので避けてしまいがちなのでありました。