2011年2月24日木曜日

バスカッシュ! 12話


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2011/02/23
評価:HVFULL, HV1280


初放送でもなく中途半端な話数だけど、12話のBパート冒頭のOPはアニメ映像ではまだまだ貴重なフルHD映像になっているのでTBSと比較してみる。いつも通り同じフレーム。

1920局でも1440経由なのでTBS同様横が切れた分布になっているけれど、縦の伸びは非常によく巨大分布の鮮明映像になっている。

左右の黒い部分がTBSより少し明るくなっているのは圧縮劣化のノイズが大半で安定性では劣るけれど、元が鮮明な映像だけにキッズの方がより鮮明で細い線の特徴を維持しているところがある。

といってもキッズの映像を一旦1440x1080に縮小して拡大しなおしても顕著な劣化は見えずTBSより鮮明な状態は維持できてしまうので1920放送の効果なのかは微妙なようだ。実際に行なわれる1920-1440リサイズの質も影響するので1920放送にまったく意味がないというわけではないけれど、鮮明さをとるか安定性を取るかのエンコーダの方向性の差の方が強く影響している感じがする。




本編の分布も見ておこう。これもTBSと同じ場所。

補間の優秀なリサイズで元絵の特徴もよう残っていて線のジャギだけに注目するとわかりにくいところも多いけれど、ノイズには縦720の特徴もはっきり残っていてこれもHV1280。

劇場版 マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~ CM


局:TOKYO MX
放送日:2011/02/23
評価:HV1280

公開も近いので劇場版のCMもチェックしておこう。

テレビシリーズの微妙な分布とは大きく異なり、四角感はあるものの大きな分布の鮮明映像。

線が細めなこともあってわずかにジャギ感の残るカットもあり、その特徴が少し角ばった分布に現われている。リサイズの副作用のリンギング的ノイズで僅かに輪郭強調気味になっていてくっきり感は十分。ノイズの少ない上質な映像ではないけれど、テレビシリーズの質感そのまま高解像度化した感じでこの作品らしい画質という印象かな?

高解像度といってもテレビシリーズのHV960より上というだけで、国内の映画では定番になっている映画でも黒帯なしの16:9のHV1280。縦だけでなく横も1280x720の特徴がはっきり出ている。

遊☆戯☆王ゼアル 番宣


局:テレビ東京
放送日:2011/02/23
評価:HV1280+?

境界がはっきりしないけれど大きな円分布。少しコントラストは控えめでくっきり感の強い映像ではないけれど十分鮮明に見える。

現シリーズは1440x810。初期から放送回やカットによっても画質が安定しなかったものの、当時としてはトップクラスの大きな分布だった。1話の頃は1440x810の存在も知らなかった。

この番宣もリサイズの影響と思える線の乱れがあり、十分な精度で断定できるような特徴が見つからない。ジャギに注目すると縦810に近い特徴はあるものの、正確にその数字とも言えず本放送で劣化の少ない場所を見て判断した方がよさそう。1280x720の特徴があるわけでもないので、?付きでHV1280+で放送待ち。