局:TOKYO MX
放送日:2012/10/03
制作:京都アニメーション
評価:HV1280+/955.5
BS11の番宣では若干地味な分布になっていたけれど、本放送は巨大分布になるところが多かった。よくあることだけど番宣は編集で少し劣化した状態だったようだ。
番宣でも触れた通り、人物などの線は明るめで色付きのところが多く、くっきり画質というほどの鮮明さではないけれど、巨大分布になるくらい線の輪郭も鋭利なので、コントラスト抑え目でも十分鮮明で精細な絵に見える環境が多いだろう。ただ、背景の線は人物より黒に近いところが多く、カットによっては背景と人物の明るさバランスのずれが気になるところがあるかも。
派手に動くところでは相応に劣化も出ているけれど、ノイズ効果のないすっきり画質で情報量の多い精細なカットでも普通に見ていて気になるような圧縮劣化も少なく、安定感もまずまずのMX。
本編は縦955.5の中途半端な数字に見えるジャギが残っていて、フルHDではなくても横は1700に近い高精細映像という特徴は氷菓と同じ。作画の特徴が異なるので見た目の印象は違うけれど、基本的な作りは氷菓から特に変化はないようだ。
OP, EDは今回も縦1080のジャギが見え、フルHDで作っている感じだけど、画面全体に絵がないところや無地背景も多かったりする情報量の少ない地味な映像なので、フルHDでも特に凄い感じはしない。比較的短時間の左右の入れ替えなど目に負担を感じそうな点滅的表現も多いし、中二病の定義自体よくわからないけどこのOP映像も中二病っぽく作った、ということなのかな？
