2012年1月19日木曜日

おねがい☆ティーチャー 1話


★4:3アニメです

局:TOKYO MX
放送日:2012/01/18
評価:4:3-p/480?

古いアニメだけどキッズで見たので比較してみよう・・・くらいの気分だったけど高画質でびっくり。

HVっぽい分布だけど、当然HV制作ではなくSDに近いジャギもはっきり残っている。4:3なので上質なSDソースであれば横の伸びが良くなるのは当然だけど、それにしても優秀過ぎるくらい良い。線の輪郭の特徴からもフィルタで鮮明にしているのは間違いけれど、副作用での線の歪みも目立たずかなり優秀なアプコン画質と言っていいだろう。

鮮明化処理の副作用なのか、意図してノイズ軽減したのかわからないけれどノイズ効果のないつるつるのすっきり画質の上、4:3で幅広の黒帯付きと圧縮に有利な条件も重なっているからか圧縮劣化も極端に少なく非常に安定している。

MXの方が上に絵が広くキッズは上部が少し切れた状態、逆に下と右はキッズの方がちょっと広くMXでは少し切れてしまっている。線の輪郭が大きく変わるような処理の影響で正確な数字ではないかもしれないけれど、縦は480になっているように見えるのに対し横は4:3の部分で640しかない。確認しなかったのでキッズでは720前提で話を進めてしまったけれど、オリジナルは640x480辺りの正方画素の4:3で作られていた可能性が高そう。

キッズは2話以降チェックしてなかったので変化が全話1話同様のボケ気味の画質だったのか未確認。

異世界の聖機師物語 1話


局:BSアニマックス
放送日:2012/01/18
評価:SD-ip/486(A)

HD放送では未チェックなのでチェックしておこう。といっても低画質化アプコンだけど・・・

BD1話分を2回に分けての放送だけど、BDと同じところで比較してみよう。下は当時のデータそのまま。

横の伸びは普通のアプコン並みだけど、標準アプコンにしては縦は伸び悩み気味で横長感のある分布になってしまっている。HV制作なのにSD制作より低画質のDVDも珍しくないけれど、縦ボケはダウンコンバート品質の悪さが主因かな?

BDより少し明るい絵になっていてその分色も少し淡く見える。当然BDより遥かにボケた絵になっているけれど、縦横比はほぼ正確で歪みはない。BDでも映像全体は高コントラストでも細い線の黒浮きが極端に激しく、分布以上に甘い絵に見えたけれど、その特徴はSD化でも引き継がれていて甘い絵に見えるところが多い。



発売元:バップ
発売日:2009/05/22
評価:HV1280

横長の傾向はBDにもあったけれど、その理由は上とは無関係だろう。

眠い感じはそのままなので、今回の放送を見た後でBDを見ても微妙画質と感じてしまいそうだけど、映像としては十分鮮明な映像。

カットによっては線も十分暗く鮮明に見えるところもあるけれど、逆にいうと全体に雑な仕事が目立った1巻。

ダンボール戦機W 1話


局:テレビ東京
放送日:2012/01/18
評価:HV1280+


かなり大きな分布の鮮明HV。無印と特に変わった感じもなく、高コントラストで精細なすっきりくっきり画質。

今期は1280x720でも強引なくらい鮮明さを優先したような画質で、これに近い大きな分布のアニメも多いけれど、こちらは引き続き縦810のジャギもはっきり残っているHV1280+。

同じ話の繰り返しだけど、1440x810の方が高精細な描写が可能になるものの、3/2倍になる720→1080に対し、4/3倍の810→1080では、拡大後の映像で4ピクセル周期の揺らぎが出るために、ここまで鮮明な絵にするとその揺らぎがジャギっぽい特長として見えてしまい、少し粗い絵と感じるような線になっているところも少なくない。同じアルゴリズムでも拡大(縮小でも)比率で印象が変わってしまうビットマップのリサイズは奥が深い。