2013年12月31日火曜日

いなり、こんこん、恋いろは。 番宣


局:BS11
放送日:2013/12/30
制作:プロダクションアイムズ
評価:HV1280


プロダクションアイムズの初作品。

全体で見ると比較的ソフトなHVでここより小さい分布になるカットが多いけれど、鮮明なカットは伸びも悪くなく、少し四角感のある分布になる。

アイムズはAICにいた人が作ったらしいけれど、映像にもAICっぽい特徴が残っている。比較的細い線で描かれ、特に細かい描写は線がガタガタに見えるくらいジャギ感も強い。それでも大半の線は十分滑らかに見えるし、っかり暗い線で黒浮きもまったく気にならず、メリハリのある高コントラストのくっきり画質でバランスも悪くない。

新しい制作の初作品とか、初のHD制作などでは気合いを入れて作るからか1280x720を超えるサイズで作ることがよくあるので少し期待していたけれど、縦横とも1280x720の特徴がわかりやすく残っていてこれもHV1280。

2013年12月30日月曜日

生徒会役員共* 番宣


局:BS11
放送日:2013/12/29
制作:GoHands
評価:HV1280


横の伸びは良いけれど、縦が切れたような横長楕円っぽい分布になる。効果で少し黒浮き気味の線になっているカットもあるけれど、鮮明なところは線もしっかり暗い高コントラストのくっきり画質。

TBS以上にしぶとく低画質化にこだわったスタチャで1期は番宣だけHD放送はアプコンだったけれど、BDはもちろんHV1280のHDで収録。1期は特に大きくはなくても綺麗な円分布だった。全部は見ていないけれどOVAもHV1280ながら、少し画質は変わっていて、この番宣ほど大きな分布だはないけれど縦の伸びが微妙に悪かったので、本放送も番宣と大差ない画質になりそう。

極端に細い描写もないので絵としてみるとまったく気にならないものの、拡大すると分布通り縦方向に少し乱れがはりはっきりした特徴が見えてこない。それでも最後の集合カットのような人物が小さく描かれるところなど細かい描写では縦720の特徴もしっかり残っていた。横方向は比較的乱れが少なく断片的でも正確に1280の特徴が残っているところが多く、間違いなくこれもHV1280。

バディ・コンプレックス 先行1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/12/29
制作:サンライズ
評価:HV1280

先行ではお約束の番組名常時表示付きでの放送。

少し四角感のある分布になるところも多かったけれど、大きな円に近い分布の鮮明HV。基本は高コントラストのすっきりくっきり画質でも効果控えめのアニメが非常に多い2014冬の中では際立つくらい効果多用の作品で、極端な明るさバランスのカットも多い。

背景と人物で効果の使い方がずれていているところや、CGが露骨なカットなどでバランスが悪い絵に見えてしまうシーンも少なくない。手間をかけて使った映像には見えるものの、効果の使い方を練習しているかのような習作っぽいぎこちなさが気になった、というのは個人的感想。

ジャギ感のある絵を少しぼかして整えたような特徴で少し粗く見えるところもあるけれど、 リサイズでの乱れはほとんどなく、全体に綺麗に縦720のジャギも残っていて、番宣どおりHV1280。OP, EDも同じ。 動画なしのEDは一部線がガタガタに見えるくらいジャギの特徴がはっきり見えてしまうところもあった。

2013年12月29日日曜日

pupa Blu-ray&DVD CM


局:TOKYO MX
放送日:2013/12/29
制作:スタジオディーン
評価:珍種 (HV1280+/873-i?)



放送開始前のBDCM。

フィールド毎に拡大したような上下のノイズが見える分布で、絵で見ても縞状の線の崩れが出ているけれど、単純にフィールド毎に拡大したような特徴にはなっていなかった。

一回はフィールド毎のリサイズを行っているようには見えるけれど、それ以外に縦方向に絵が崩れるような処理が加わっているようだ。横の伸びも以上に悪くCM編集作業が雑だっただけだろうし、むしろこの状態にする方が面倒なので本放送はここまで不自然な映像にはならないだろう。

縦方向の特徴ははっきりしないものの、横方向は乱れも少なく特徴も良く残っていて、1440の放送でもほぼ正確に1552のジャギも確認できる。冬のディーンは桜Trickと合わせ、ちゃんと整数で16:9になる1552x873で揃いそうだ。

万能野菜 ニンニンマン



局:BSフジ
放送日:2013/12/28
制作:P.A.WORKS
評価:HV1280


アニメミライ初年度はまだアニメミライという名称は使っていなかったと思うけれど、BSJAPANの放送と比較してみよう。

下の2年半くらい前のBSJAPANで見たところと同じ。

極端な差ではないものの、BSフジは左右がばっさり切れたような分布になっていて横の伸びが少し悪い。BSJAPANもこの作品は誉めるほど良い状態ではなかったけれど、絵で見るとBSフジの方が圧縮劣化での乱れや細かい描写の潰れが目立ち、少し荒れた絵になってしまっている。

もしかすると放送素材自体に無視できないくらいの画質差があったのか、線の鮮明さは意外とBSフジの方が少し上で、細く引き締まって見えるところが多い。とはいっても絵全体での鮮明さはほとんど変わらず、BSJAPANの方が圧倒的に緻密で落ち着いた上質の放送画質に見える。





局:BSJAPAN
放送日:2011/05/05
評価:HV1280


これも放送時のチェックそのまま。

上と比較するとノイズが多いようにも見えるけれど、むしろ背景の描写が潰れず良く残っている影響で、圧縮劣化はBSJAPANの方が圧倒的に少なかった。

アニメミライ リトルウィッチアカデミア



局:BSフジ
放送日:2013/12/28
制作:TRIGGER
評価:HV1280


関東では地上波放送もなく1年目はBSJAPANでも放送されたものの、2年目以降ANIMAXになってしまったアニメミライも久しぶりに無料BSでの再放送。
評価が変わるわけでもないので一部の作品だけ見ておこう、ということで2013年作品の一つ。 下のBSアニマックスで放送された時に見たフレームと同じ。

比較的荒れやすいBSアニマックスと比較しても横の伸びが顕著に悪く小さい縦長の楕円分布になってしまっている。

絵で比較しても、BSアニマックスより線が荒れているところがほとんどで、ブロックノイズも少し増えた不安定画質になっている。背景絵のざらつき感などもBSアニマックスの方が潰れず良く残っていてBSフジより緻密な絵に見えるなど、どの要素で比較してもBSフジの完敗。

去年までのBSフジ画質であれば圧勝だっただろうけど、2012年12月頃からじわじわとフジテレビと同じボケ局に変わり、2月の変更を最後にボケ設定に固定され現在もBSの底辺画質を維持している。

他局も状況は変わらないけれどいつも通り横1440経由の映像。仮に1920維持のソースを使って放送したとしても、 1440のBSアニマックス以上に横にボケるので今のBSフジではほとんど意味がないだろう。




局:BSアニマックス
放送日:2013/04/26
制作:TRIGGER
評価:HV1280


チェックした画像そのまま再掲。

2013年12月28日土曜日

フューチャーカード バディファイト 番宣


局:テレビ東京
放送日:2013/12/28
制作:OLM・XEBEC
評価:HVFULL


縦は枠に収まらないくらい伸びの良い巨大縦長分布。細くても黒に近いはっきりした線の高コントラスト映像で、平均的なHV画質とはまったく異なる精細鮮明HV画質になっている。

ほとんど潰れているけれど、ちらつきがはっきり見えるくらいのグレイン風ノイズがあり、それが影響しているのかべた塗り気味のすっきりくっきり画質に見えても圧縮劣化は若干多め。

OLM,XEBECとも既にフルHDアニメも作っている制作だけど、今回も縦1080の特徴もはっきり残るフルHD相当の映像。番宣だけなんてこともないだろし、ようやく朝アニメでも国産のフルHD作品が放送される時代になりそうだ。

ただOLMはテレビアニメではフルHDで作っていないし、ポケモンオリジンでも担当制作毎に特徴が異なる映像だったので、XEBEC担当話だけがフルHDになるとか、解像度の異なるカットが混った状態になる可能性もありそう?

2013年12月27日金曜日

Wake Up, Girls! 番宣


局:テレビ東京
放送日:2013/12/26
制作:Ordet×タツノコプロ
評価:HV1280


テレ東に多い5秒番宣ではままあるけれど、普通の15秒番宣なのに1カットという斬新というか手抜きにも見えてしまう変わった番宣。


少し四角感があっても大きな分布で、これも上下に×状のノイズ分布が見える。ここでいうリサイズは1280x720→1920x1080と拡大する処理の話だけど、似たような特徴の処理はSILVER LINK.が多用していて2013冬辺りから他でも流行だした。鮮明さ優先したような特徴的なリサイズを使った冬クールの番宣はこれで4つめ。

拡大時に線が太くならず1280x720クラスの映像とは思えない精細感のある絵に見えることもあるものの、この作品は特に揺らぎが大きく輝度ムラもあり、逆に少し粗く見えるところもあるなど、環境によっては若干バランスが悪い絵になってしまいそう。

ほとんど潰れているけれど、わずかにちらつきもありグレイン風ノイズもかかっているっぽい。放送ではすっきりくっきり画質になっていて動きも地味なので圧縮劣化は少ない。

縦720のジャギは見えないけれど1.5倍に拡大した3ピクセル周期の揺らぎがはっきり見え、これもHV1280。

Z/X IGNITION 番宣


局:テレビ東京
放送日:2013/12/26
制作:テレコムアニーメーションフィルム?
評価:HV1280+/837


全体にもやっとしたノイズの多い分布で、明るい部分の伸びも悪い。線の輪郭も甘いソフトなHV映像になっている。

すっきりくっきり画質ばかりの2014冬アニメの中では効果多用が目立つけれど、中でもグレイン風ノイズがかなり強く、放送では荒れているというより少し汚い幹事の絵に見えてしまう。

ぼかし+ノイズ効果に圧縮劣化も加わって、鮮明さ失わせたような特徴でも、劣化が少ないBDではもっと引き締まった絵に変わりそうなので、BD向き?それでも、明るさ抑え目でもコントラストは高く線もそれなりに暗いのでノイズが目立たない環境であれば放送でも印象はそれほど悪くないかも。

強いグレインの影響で1フレームだけで見ると線の輪郭の特徴もはっきりしないけれど、動きの少ないカットの数フレームを合成(平均化)しグレインの影響を相殺させると正確に縦837のジャギも見えて、元は1488x837のHV1280+。

公式ページには制作の表記はないけれどテレコムと書かれている記事もあり、何より1488x837は10年以上テレコムアニメーションフィルムが維持しているサイズな上、テレコムが関わらないアニメでは未発見の固有サイズ。アイカツ1年目のように表示上は別の制作になる可能性はあるとしても、テレコムアニメーションフィルム制作で間違いないだろう。

咲-Saki- 全国編 番宣


局:テレビ東京
放送日:2013/12/27
制作:Studio五組


十分大きな分布だけど、阿知賀編が大きく綺麗な円に近い分布だったのに対し、縦の伸びが微妙に悪く横長の楕円分布になる。分布では若干劣化した感じだけど、絵では区別不可能なくらい似た画質に見えるし、番宣だけの問題の可能性もありそう?


大きく動くところは圧縮劣化も相応に出ていて誉めるほど安定した放送画質ではないけれど、軽微なノイズ効果があったとしてもほとんどちらつきも見えず安定感もまずまず。線もしっかり暗い五組らしい高コントラストのすっきりくっきり画質に見える環境がほとんどだろう。

拡大してみても特に縦方向の乱れも見えず十分滑らかに見えるけれど、細めの線には縦720のジャギもはっきりに残っていて、これもHV1280。

2013年12月26日木曜日

中二病でも恋がしたい!戀 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2013/12/25
制作:京都アニメーション
評価:HV1280+/955.5


大きな分布でも、1期1話と比べると少し小さく、高精細でも少しソフトな絵に見える。ただ、京アニ作品は番宣より本放送が鮮明になることが多いので、1期と大差ない絵に変わるかも?


冬アニメは高コントラストのくっきりすっきり画質が多い中、線があまり暗くなく黒浮き気味なので、精細感は高くても少しくっきり画質というほどのメリハリがなく、どちらかというと少しソフトに見える環境も出てきそう。

今回も京アニ標準縦955.5辺りの中途半端な数字で例によってOP, EDはフルHDのパターンになりそう。HV1280+常連でも作品によってサイズが変わる制作が多い中、1クール休みはあったものの2012春以降全作品同一フォーマットで高精細映像を作り続ける京アニ。少し無理してないか心配になるくらい凄い。

とある飛空士への恋歌 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2013/12/25
制作:トムス・エンタテインメント
評価:HV1280


十分大きな分布でも少し四角感があり、これも上下に×状のノイズ分布が見える。彩度を抑えた絵でも線も太めでしっかり暗い高コントラストのくっきり画質。

番宣ではノイズ効果の有無もよくわからないけれど、あったとしてもほとんど潰れていている状態で、グラデーションもほとんどないべた塗りのすっきりした絵になっている。線の太さもあって少し古いアニメっぽい映像に見える。

縦720のジャギははっきり見えないけれど、1.5倍に拡大した3ピクセル周期の揺らぎがあり、 これもHV1280。

2013年12月25日水曜日

ハマトラ 番宣


局:テレビ東京
放送日:2013/12/23
制作:NAZ
評価:HV1280


ディーふらぐ!に似た分布で、若干四角感もある大きな円分布に加え、上下の×状の影が見える。少し暗めの映像でも明るい部分はしっかり明るい高コントラスト映像のくっきり画質になっている。

少し特徴的なノイズ効果で、グレインのようなフレーム毎にちらつくノイズではなく、固定したノイズマスクを使ってべた塗り感を無くしている。手法としては昔からあるもので、秋もBLAZBLUE ALTER MEMORYが似たようなノイズ効果を使っていた。

グレインのように常に変化するノイズよりは圧縮に優しい映像かもしれないけれど、動かなくてもすっきり画質に比べると情報量の多い絵なので、普通のグレイン風ノイズの映像と比べて特に圧縮劣化が少ない感じもしない。

3ピクセル周期の揺らぎの特徴が強く出ているけれど、比較的細かい描写には縦720のジャギが綺麗に残っているところもあり、これもHV1280。

ディーふらぐ! 番宣


局:テレビ東京
放送日:2013/12/24
制作:ブレインズ・ベース
評価:HV1280


特に鮮明なカットでは少し四角感のある形に見えるところもあったけれど、これも大きな円に近い分布の鮮明HV。

上下に×状のノイズ分布が見え、鮮明さ優先のリサイズ周期的な揺らぎのはっきり残る特徴的な線になっているけれど、絵では線も十分滑らかに見えるし、粗い感じもなく印象は悪くない。しっかり暗い線の高コントラスト映像に加え少し輪郭強調気味になっているので、くっきり感の強い絵に見える。

軽微なグレイン風ノイズもあるけれど、大半は潰れてすっきりした絵になり圧縮劣化も少なく安定感もまずまず。ただ、動きのある部分では相応に劣化も見え誉めるほどの放送画質でもない。

縦720というよりは1.5倍に拡大した3ピクセル周期の特徴がはっきり残るパターンのHV1280。


のんのんびより最終回後にのんのんスタイルの番宣も流れたけれど、のんのんびよりの予告とまったく異なる作りになっていたので、番宣映像を提供してSILVER LINK.に作ってもらったものではなく、画像だけもらって似たような映像に仕上げものだろう。

ノブナガン 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2013/12/24
制作:ブリッジ
評価:HV1280


もう少し大きな分布になるところもあるけれど、この程度の小さい分布のほとんどのソフトHV。

補間の弱いリサイズを使っているのか線の荒れが目立つ映像で、全体に粒状間の強いガタガタな粗い線になってしまっている。DEVIL SURVIVOR 2はこんな状態ではなかったし本放送では改善するだろう。

ぼかしの影響か高コントラストでも線が黒浮き気味で、くっきり画質が流行っている冬アニメの中ではソフトな映像に見える。ただ、ガタガタな絵をごまかすためにぼかしたようにも見えるし、本放送は比較にならないくらい鮮明な絵に変わってしまう可能性もありそう?

リサイズの乱れで3ピクセル周期の粒状感のある線になっているので640x360に見えてしまうようなところもあるけれど、HVらしい細かい描写もそれなりにあり、元の映像は普通に1280x720だろう。

アイカツ! 62話


局:BSJAPAN
放送日:2013/12/23
制作:サンライズ
評価:HV1280+/810


今頃気づいたのかという感じだけど。久しぶりに確認してみたら解像度が変わっていた。

実際の映像では確認していないけれど、10月の2部スタートからテレコムが抜けて、実質テレコムアニメーションフィルム製だったものがサンライズ製に変わったようなので、その影響と考えてよさそうだ。

かなり大きな円分布になっていて、絵で見ても1話よりかなり鮮明になっている。リサイズで周期的な揺らぎも出ているけれど、細い線を中心に縦810のジャギもわかりやすく残っていて、1440x810のHV1280+。テレコムの1488x837より一回り小さいサイズだけど、テレコム時代より線も暗くメリハリのある鮮明映像に仕上げている。

2013年12月23日月曜日

ノブナガ・ザ・フール 番宣


局:テレビ東京
放送日:2013/12/22
制作:サテライト
評価:HV1280


このフレームは十分大きな分布になるけれど、効果や動きの影響で少しソフトな絵になっているカットが多く、鮮明に見えるところでも一回りさい分布になるところが多かった。冬アニメの中では効果多用の映像で、傾斜のきついグラデーションを使ったカットも多いけれど、これも基本は線もしっかり暗い高コントラストのくっきり画質になっている。


線の輪郭は少しソフトで滑らかに見えるところが多いけれど、リサイズでの乱れも少なく、少しシャープに補正すると縦720のジャギも綺麗に残っていてこれもHV1280。

2013年12月22日日曜日

そにアニ 番宣


局:BS11
放送日:2013/12/21
制作:WHITE FOX
評価:HV1280


6角形っぽい形になるところが多いけれど大きな円分布の鮮明HV。

効果で少し淡くしたカットもあるけれど、これも高コントラストのくっきり鮮明画質が基本のようだ。流行ってると言ってもいいくらい、ここまで効果控えめで癖のないくっきり画質ばかりの2014冬。

圧縮劣化が少ないというほどの安定感はなく、グレイン風ノイズもしっかり掛かっているけれど、放送ではほとんど潰れてすっきりした絵になっている。

特に悪く見えるわけではないけれど、鮮明さを優先したような周期的な揺らぎのあるリサイズを使っていて、若干線に乱れが出ている。その影響で特徴がはっきりしないところも多いいけれど、細い線で描かれたところは縦720のジャギがしっかり残っていてこれもHV1280。

未確認で進行形 番宣



局:BS11
放送日:2013/12/21
制作:動画工房
評価:HV1280


特に鮮明なカットは巨大と言ってもいいくらい大きな分布になる。これも効果控えめの高コントラストでしっかり暗い線が基本のくっきり鮮明画質。

弱いノイズ効果は使ってるのかもしれないけれど、放送ではなちらつきもほとんど見えないすっきり映像でBS11でも安定画質になっている。


2013年1440x810を量産した動画工房だけど、この分布でも縦720のジャギもはっきり残るHV1280。今年も全作がHV1280+だったわけではないけれど動画工房も脱落しまいそう。ただ、部分的にPVっぽい加工のある番宣で、1440x810程度の絵を縮小したような特徴も見えるので、番宣編集時に1280x720にしただけで本放送で変わるかも?

追記
1280x720にリサイズする前の特徴と思われる線のジャギを正確に数えてみたところ1471x827.5辺りになっていた。1472x828が整数で16:9で数字なので、元はそのサイズで少し欠けたような特徴。それが撮影時のサイズの名残りなのか、元絵の特徴なのかはわからず本放送待ちなのは変わらないけれど、1年前動画工房はGJ部でカオス画質作品を作っているし、似た様な混沌状態の可能性もありそう。

キャプテン・アース 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2013/12/21
制作:ボンズ
評価:HV1280


2014春作品でもアニメ絵でちゃんと動くCM。

もっと小さい分布になるところも多いけれど、鮮明なカットは大きな円分布になる、ボンズらしい黒く太めの線が基本のくっきり画質。直線が多いメカ系作画ではジャギの特徴が強く残るアニメも多いけれど、その辺りも滑らかな線になっているなど、普段より丁寧に作っている印象。

派手な動きの割には圧縮劣化も少ないので、ノイズ効果なしか、あったとしてもかなり弱いのだろう。

線に注目すると高精細っぽい特徴も見えるけれど、線の輪郭ノイズや特には縦720の特徴もはっきり残っていてこれもHV1280。

2013年12月21日土曜日

おおかみこどもの雨と雪


局:日本テレビ
放送日:2013/12/20
制作:スタジオ地図
評価:HV1280

公開時のCMでもチェックしているけれど、放送で再確認。

カットによって分布のばらつきが大きいけれど、特に鮮明なところは少し四角感のあるかなり大きな分布になる。しっかり暗い線で少し輪郭強調気味になっているので、明るいシーンはくっきり感に強い鮮明画質に見える。

CMより安定したフレームも多く、やはり縦は正確に720のHV1280。黒帯もなく最初から16:9で作っているようだ。

実写が元になっているように見える情報量の多い背景に対し、模様のある服も珍しいくらい人物は簡素な作画で影も描かれず浮いて見えてしまうカットも多い。細かい描写では解像度限界で線がガタガタに見えるなど、作りとしては特に褒めるところもなく、むしろ少し雑と思えるくらい。それでも画質に不満を感じる人はほとんどいないだろうし、言うまでもなく画質がセールスや作品の評価に影響することは皆無に近いのが現実なのだろう。

プピポー! 1話


局:テレビ東京
放送日:2013/12/20
制作:AIC PLUS+
評価:HV1280/719


大きな円分布。鮮明なカットあh全体に似たような分布で安定している。彩度抑えめで線もあまり黒くないけれど、低コントラストというほどでもなく十分鮮明に見える。AICらしい細いジャギ感の強い線だけど精細感はまずまず。

同じAICPLUS+のSSSも大差なかったけれど、作りが雑でAICの中でも極端にガタガタな線に
なっている。



縦は720ではなく719辺りになっているので、拡大処理で少し欠けてしまったのだろう。低予算さが伝わってくるくらい動画を減らした動きが気になるカットも多いし、作画だけでなくそれ以外のところも削って安く作っているように見えてしまう。念のため先週のSSS最終回を確認して見たけれどちゃんと縦720になっていた。

2013年12月20日金曜日

銀の匙 第2期 番宣


局:フジテレビ
放送日:2013/12/19
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280


映像で見ると何も変わっていない感じがするけれど、1期よりちょっと小さい分布になるところが多い。

1期からどちらかというどソフトなHVだったけれど、絵で見ると線が少し明るくなってさらにソフトに見える。番宣編集の影響で本放送はまったく同等になるかもしれないけれど、1期にあった上下の×状の分布もなくなりリサイズ処理も変わっているようだ。


ジャギ感のない滑らかな線になっているけれど、少しシャープフィルタで補正すると乱れの少ない縦720のジャギの特徴もしっかり残っていて、引き続きHV1280で変化なし。

桜Trick 番宣


局:TBS
放送日:2013/12/19
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/873


縦の伸びが良く巨大な縦長分布になる高精細HV。あまり暗くはない少し色味のある線が多いけれど、精細感のある鮮明画質に見えるところがほとんど。

はっきりちらつきが見えるわけでもないけれど、動きのほとんどないカットでも圧縮劣化が出ているので、グレイン風ノイズもしっかりかかっているようだ。それでもTBSでは荒れて見えるほどではなく十分安定して見えるけれど、BS-TBSやTBSチャンネルでは印象が変わるかも。

またか、という感じだけど輝度が上限に張り付いたような明るすぎる絵で、肌も輝度変換ミスにありがちが不自然な色に見えるところがほとんど。超過部分は切り捨てられているので、正しい色に戻らないところもあるはずだけど、補正すると自然なバランスの公式ページの画像の色合いに近くなる。ディーンはまたまたやってしまったようだ。

本放送では正常化すると思いたいけれど、一旦間違えるとミスを認めたくないと恥ずかしい大人の事情で最後(円盤でも)まで異常画質を続ける例も多かっただけに心配。

圧縮劣化でわずかに乱れはあるものの、比較的綺麗にジャギの特徴も残っていて縦は873。元は1552x873で今回もちゃんと整数で16:9になる方の数字。本放送で変わってしまう可能性も0ではないけれど、2013年5クール分のHV1280+映像を量産したディーンは冬も維持してくれそうだ。

魔法戦争 番宣


局:TBS
放送日:2013/12/19
制作:マッドハウス
評価:HV1280


少し縦に潰れた横長楕円はマッドハウスらしい特徴。ボケを感じるほど小さいわけでもなく、明るさ抑え目でも線太めでしっかり暗い高コントラスト映像で、絵としては十分鮮明に見える。

本放送で少し変わるかもしれないけれど、マッドハウスにしてはノイズ効果も弱めで動きの少ないところは圧縮劣化も少ない。

ただ、映像で見て気になるほどではないものの、縦方向だけ線に周期的な揺らぎが出ているなど、撮影、あるいはそれより前の段階でのリサイズ品質が微妙。

線の輪郭は滑らかでジャギ感もほとんどないけれど、圧縮劣化が少ないので縦720の特徴も綺麗に残っているフレームも多く、これもHV1280。

2013年12月19日木曜日

最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。 番宣


局:TOKOYO MX
放送日:2013/12/18
制作:project No.9
評価:HV1280


大きな円分布の鮮明HV。線もしっかり暗い高コントラストのくっきり画質。緩やかなグラデーション塗りでもべた塗りっぽい絵に見える。潰れているだけかもしれないけれど、ノイズ効果のちらつきもなく、ノイズ以外の効果もほとんど使っていない極端なすっきり画質になっている。


最近は作画より効果で絵作りしていたり、見辛い環境が出てくるような極端な明るさ表現のアニメも多々あるけれど、PVなどで見る限り、2014冬は高コントラストのすっきりくっきり画質のアニメが多くなりそう。


細い線で描いた絵をぼかして滑らかに見せているような特徴で縦横1280x720のジャギがわかりやすく残っていて、これもHV1280。

2013年12月18日水曜日

劇場版 HUNTER×HUNTER The LAST MISSON CM


局:日本テレビ
放送日:2013/12/17
制作:マッドハウス
評価:HV1280+/810



動きに加え効果の影響で特徴がはっきりせず評価に使える映像を見つけられなかったけれど、ようやく効果も動きもなく安定したフレームも多い宣伝映像を見つけたのでそこで確認。

線もしっかり黒い高コントラストのくっきり画質で、マッドハウスには珍しいすっきりくっきりの鮮明カットも少なくない。


特に乱れのない無難なリサイズでこのフレームは縦810のジャギもはっきり残っている。映画でも黒帯なしの16:9で、最初から1440x810で作っていると思える特徴は劇場版1作目から変わっていない。といっても宣伝映像で見る限り1作目よりコントラストがかなり高くなっているので、映像としての印象は劇的に変化している。

テレビアニメでも1600x900クラスの映像が増えてきたので1440x810は地味なサイズに見えるけれど、映画でも1280x720の方が多いくらいなのでれでも頑張っている方だろう。

妖怪ウォッチ 番宣


局:テレビ東京
放送日:2013/12/17
制作:OLM
評価:HV1280+/810

OLMらしい高コントラストのくっきり画質で安定したフレームは巨大といってもいいくらい大きな分布になる。

派手な動きのカットを選んでいることも影響しているかもしれないけれど、圧縮劣化が比較的多い映像。荒れた映像というほど酷くはないものの、テレ東にしては不安定さが気になる。つぶれて見えないだけで比較的強いグレイン風ノイズがありそう。彩度高めのべた塗り絵だからか色の滲みが気になるところもあるので、色に強いBSの方が良く見えそうな特徴の映像かも。


線がはっきりしているので精細感の強い絵で歯ないけれど、細い線での描写も多く縦810のジャギもわかりやすく残っている。OLMのテレビアニメ標準という感じになっているけれど、このアニメも1440x810を維持。

スペース☆ダンディ 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2013/12/17
制作:ボンズ
評価:HV1280


ボンズ久しぶり。


派手な動きもあり全体がこんな感じになるわけではないけれど、安定したフレームは大きな円分布になる。ボンズらしい黒に近い線の高コントラストのくっきり鮮明画質。

絵で見ると線はそれほど細く見えず、精細感の強い絵にはなっていないれど、細い線を少しぼかして整えたような特徴で、元の線は細め。拡大でボケにくいリサイズを使っていて見た目の印象の割りには鮮明さを優先したような作りになっている。
 
おかげで全体に縦720のジャギの特徴もわかりやすく残っていてこれもHV!280。

2013年12月15日日曜日

世界征服~謀略のズヴィズダー~ 番宣



局:TOKYO MX
放送日:2013/12/14
制作:A-1 Pictures

暗いカットが多い番宣で全体ではもっと小さい分布になるところがほとんどだけど、鮮明なカットは多いな円分布になる。線が少し黒浮き気味に見えるところも多いけれど、夕~夜っぽいシーンでは効果でコントラストを下げることが多いので、番宣にはない明るいシーンはもっとメリハリのある絵になりそう。

適度なぼかしで粗い感じはまったくしないけれど、若干ジャギ感の強い線で特に細かい描写にははっきり縦720の特徴が残り、これもHV1280。A-1もガリレイドンナ1作だけで再び1280x720組に戻ってしまいそう。




局:BS11
放送日:2013/12/14
評価:HV1280

周囲のノイズがわずかに多いものの、MXとほとんど変わらない分布のBS11。フレーム毎比較すれば多少違いはあるものの、映像ではほとんど判別できない。

それでも静止画で見るとBS11の方が少しノイズが多く線の乱れも増え、僅差でもMXの方が安定している。緻密さもほとんど変わらないけれど、色に関してはBS11の方が良く見えるところが多かった。

2013年12月14日土曜日

魔女っこ姉妹のヨヨとネネ CM


サイト:youtube
配信日:2013/08/09?
制作:ufotable評価:HV1280+/956


テレビCMも流れているけれど派手な動きで特徴がはっきりしないカットが大半なので、youtubeの予告編をチェック。空の境界は映画でも16:9だったけれど、この作品は上128,下130幅の黒帯付きシネスコ。

横は枠を超えるくらい伸びが良いけれど、縦の伸びが悪く巨大な横長分布になる。フルHD相当というわけではないけれど、この配信映像は横1920を維持した映像で、テレビサイズに拡大した後は横方向にリサイズされてない。

動画で見ても気づかないレベルだけど分布通り縦に少しボケている。テレビ映像化する際の劣化ならまだいいけれど、他に欠点らしい欠点がないだけに元から縦ボケしていたとするとなんかもったいない。youtubeに限らず、見つけた映像はどれも似た特徴になっている。

空の境界Fate/ZEROなど高精細でもソフトなHV画質が目立つufotableだけど、この作品は明るく高コントラストのくっきり画質。かなり細い線で描いているけれど黒浮きが目立つところもほとんどなく、精細感のある非常に鮮明HVに仕上がっている。

ほとんどちらつきのないすっきり画質でyoutubeの中でも比較的劣化が目立たない映像に見えるものの、ネット配信ではグレインは消えてしまうのでオリジナルにはノイズ効果もあったかもしれない。テレビのCMではちらつきが見えるけれど、それが元からあったノイズ効果なのか、圧縮劣化のノイズなのか判別できなかった。



シネスコでは横1280とか1440とか16:9の環境のまま上下を削っただけに見えてしまう貧乏シネスコ映像も多いけど、商業的に当たり作品の多いufotableだけに余裕があるのか、この映像はufotableの16:9標準よりかなり高精細になっている。


テレビCMではBS11も横1440経由なので正確な数字が確認できないけれど、youtubeで見ると変わった数字ながら横は正確に1700。縦はボケの影響ではっきりしないけれど、絵のある範囲で計算では728辺り。フルHDの精細さには程遠く特に凄い映像でもないけれど、1280x720クラスの映画もまだまだ多いのでこれでもかなり頑張っている方だろう。

ただ、画素数で比較するとufotableの16:9標準1520x855が約130万なのに対し、1700x728は124万足らずと少なく、ufotableとして頑張って作ったというよりは今までと同じ負担でシネスコにしただけと言った方がいいかも。


この作品に限らず、映画のCMは派手に動くカットばかりを選んでいるため、放送では圧縮劣化でぼろぼろになって画質評価できないものも珍しくない。時間がないことも影響したけれど、調べても良くわからないという理由でここに書けなかった作品が多かった。短時間で印象を残すために映像的な魅力より、派手さでカットを選びたくなるもわからないではないけれど、元から知名度が高く注目されている作品はともかく、もう少し緩急のある映像で最低限どんなアニメかわかるCMにした方がいいのでは?

蟲師 特別篇 番宣


局:BS11
放送日:2013/12/13
制作:アートランド
評価:HV1280

もう8年前になってしまったけれど、アプコンのテレビシリーズ(リンク先は今年のファミ劇のチェック)とは比較にならない大きな分布の鮮明HVになった。少し縦の伸びが悪いのは地味な動きでも劣化のほとんどないフレームがないだけっぽいので、本放送の状態の良いフレームはもう少し大きな円分布になるだろう。

演出でコントラストを抑えたカットが大半だけど、明るいシーンは線もしっかり暗い高コントラスト映像でかなり鮮明。といっても作品の雰囲気に合わせて過剰なくっきり感もなく、しっかり補間の効いたリサイズで線も滑らかな落ち着いた絵に仕上げている印象。

上質なリサイズで元絵の特徴も良く残っているので高精細な映像っぽく見えるところも多いけれど、細かい描写には縦720の特徴もしっかり残っていて、これもHV1280。

2013年12月13日金曜日

ロボットガールズZ予告PV


サイト:youtube
配信日:2013/12/06?
制作:東映アニメーション
評価:HV1280


自分の都合だけど、東映チャンネルのみでは当面HD画質で視聴できそうにないので、0話はかなり前から1080pで配信されていたけれど、最近でたPVでチェック。

六角形っぽい形になっているけれど、大きめの円に近い分布。癖のない高コントラストのくっきり鮮明画質。動画では気になるような劣化は少ないけれど、静止画では線が滲んだような崩れているなどネット配信にありがちなレート不足感のある特徴も見えてくる。

縦より横方向の特徴がわかりやすく、これも正確に1280のHV1280。タイトルロゴなども映像と同じ1280x720になっていた。リサイズが雑なのかジャギ感の強い線で、少し乱れもあり、もしかすると元映像はもっと高解像度だったものを1280x720の縮小したようにも見えるけれど、東映でも映画では1280x720がが多いし、テレビアニメよりジャギ感に強い線になっている映像も珍しくないので、最初からこのサイズかも?

放送とは異なりアニメ関連のyoutubeの1080p映像でも横1920を維持したフルHDソースが良く出てくるけれど、これは横方向のリサイズ跡もしっかり残る1440経由の映像だった。

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 番宣


局:フジテレビ
放送日:2013/12/12
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280



一枚絵を動かすだけの安上がり番宣が多い中、放送まで時間があるのにわずかでも動画のあるアニメ映像カットがあったのでチェックしておこう。
比較的大きく動く途中のフレームで圧縮ノイズも多いけれど、フジテレビとしては普通のHVv分布。本放送で使われるとしてもOP辺りだろうし、今回の宣伝映像用に作ったような動画なので、本放送の画質とは異なるだろうけど、細くてもしっかり暗い線のくっきり画質になっている。
 
圧縮劣化で荒れた絵でも線の特徴がしっかり残っているフレームも多く、細く鮮明な線には縦720のジャギもはっきり見えるHV1280。全体ではCGカットの方が多いけれど、CGのところも同様に1280x720。


3ヶ月前の番宣にしてはコストをかけた映像に見えるけれど、本編より番宣で頑張るA-1だけに本放送もしっかり作って欲しいものだ。

2013年12月8日日曜日

最強銀河 究極(アルティメット)ゼロ ~バトルスピリッツ~ 11話 でテレビ朝日の変化を検証



局:テレビ朝日
放送日:2013/12/08
制作:サンライズ
評価:HV1280

若干作画修正があるものの、画質的に差異はほとんどないのでOPで比較してみる。上が11話、下が1話の同じフレーム。

多少周囲のノイズ差はあるものの誤差の範囲で、全体に似たような特徴になるところが多い。


OPは大きく動くところが多いのでフレーム毎に比較すれば劣化具合の差も大きいけれど、1話の方が安定しているフレームと11話の方が安定しているフレームが半々という感じで、全体で見ると似たような崩れ具合に見える。動きの少ない安定したフレームは判別できないくらい良く似ているし、どちらかがはっきり良いといえるような違いはなさそう。



局:テレビ朝日
放送日:2013/09/22
制作:サンライズ
評価:HV1280


BS朝日では今回の変化の前後で色が変化したけれど、テレビ朝日の色は1話と11話で非常に良く一致していて有意な色の差はなく変化していない。

ビットレートの差も誤差といっていいくらいの違いしかなく、この映像で見る限り局としての画質にはっきりとした変化は認められなかった。

リトルバスターズ! ~Refrain~ 10話


局:TOKYO MX
放送日:2013/12/07
制作:J.C.STAFF
評価:HVFULL



線が少ないカットのため偏った放射線状の特徴が強い分布になってしまっているけれど、1話でみたところより縦の伸びが良くなっている。


今回は過去回の映像を変形して使うなどアニメとしては特異な作りのシーンも多かったけれど、ここは普通に描かれたアニメ映像のカット。線の特徴を見ると縦1080のジャギがはっきり残るフルHD相当の映像になっている。

効果で線の輪郭がソフトな解像度判定不可能なカットも多く、どの程度がフルHDカットが混ざっているのかわからないけれど、アップのカットを中心にフルHD相当のカットが複数存在している。極一部のカットしかチェックしていないので過去回にもフルHDカットが混ざっていたかもしれないけれど、特定の解像度で統一する気はないようだ。

今回も縦918になっているところがあったものの正確な数字を確認できないカットも多いので、ゴールデンタイム含め今のJCは異なる特徴のカットが複雑に混ざったカオス状態なのかもしれない。全カット調べるわけにもいかないし、そもそも調べても良くわからないカットも少なくないのでJC作品の評価はしばらく苦労しそう。

マケン姫っ!通 番宣


局:BS11
放送日:2013/12/07
制作:ZEBEC
評価:HV1280


巨大と言ってもいいくらい大きな円に近い分布。細い線で描いているところも多いけれど、しっかり暗く輪郭強調気味になっているので精細感のある高コントラストのくっきり鮮明画質に見える。


この分布でも縦横とも1280x720のジャギがわかりやすく残っているHV1280。ZEBECはHV化初期から大きな分布になるHV1280アニメが多いけれど、特に大きかったラグランジェよりさらに鮮明に仕上げている。ボケにくいリサイズで拡大したくらいでは不可能と思えるくらい細く滑らかな線なので、フルHDに拡大後線が細くなるようなフィルタ処理でちょっと強引に鮮明にしているかもしれないけれど、一見1280x720とは思えない絵になっている印象。

それでもフルHDのニャル子WポケモンORIGINの後だけにそれらと比べると見劣りしてしまうし、ZEBECもあっさり1280x720に回帰してしまったのは残念だ。

ウィッチクラフトワークス 番宣



局:BS11
放送日:2013/12/07
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/?


強いノイズ効果を使っているのか圧縮劣化のノイズが多い番宣でもやっとした分布になってしまっているけれど、特に鮮明なところはかなり大きな分布になる線もしっかり暗い高コントラストの鮮明HV。

極端な精細感やくっきり感はなく、線の輪郭も非常に滑らかに見えるところが多い。どちらかというとバランス志向の映像で落ち着いた質感で、全体では一回り以上小さい分布になるところが多かった。
 
映像で見て荒れて見えるほどではないけれど、圧縮劣化の影響で線の輪郭が微妙に崩れて正確な数字がまったく見えてこない。カットによっては縦1080を越えるようなジャギもあり、作画的にはフルHDでも問題ない高精細さになっているところもあるけれど、全体では縦900近辺に見えるところが多く、1600x900クラス以上なのは間違いなさそう。

ただ誤差±100くらいの大雑把さでも不安が残るくらい全体に共通する特徴は見つからず、この番宣での判断は実質お手上げ。本放送か、MXの方が安定しそうなのでMXの番宣まで保留。

追記
予想通りMXの番宣の方が安定した画質になっていたけれど、それでも正確な数字が確認できるフレームは見つからなかったので本放送待ち。

2013年12月7日土曜日

京騒戯画 8話 でBS朝日の変化を検証



局:BS朝日
放送日:2013/12/06
制作:東映アニメーション
評価:HV1280+/791


局の変化が最も多い月曜早朝のタイミング、12/2に映像ビットレートが大きく変化に気づいて調べるまで知らなかったけれど、マスター更新の発表もあったBS朝日。MXも変化してしまったけれど再度比較してみよう。上がBS朝日、下がMXの同じフレーム。

分布の傾向は余り変わらず、BSの方がノイズが少し多いので伸びが良く見えるみえる傾向はあるものの、明るい部分はMXの方が伸びが良く見えることが多かった。ここの比較ではわかりにくいけれど、11月までと映像で比べて安定感のある画質に変わりMXとの差も0話から大きく縮まっている。

BS朝日は放送内容に関係なくほぼ一定のビットレートを維持するCBRっぽい特徴の局の一つで12/1までは長く19.2Mbps辺りで安定していたけれど、12/2から20.1Mbps程度に向上。ビットレートの差だけが理由ではないだろうけど、絵で見ても以前よりブロックノイズが減り、微妙な描写が潰れてのっぺりした絵になりにくく情報量の多い絵を維持できるようになった。

11月の放送と同じ絵のところで比較すると極わずかな差ながら色も微妙に変化していた。MXも10月から色が変わっているけれど、その新MXと非常よく近似するようになったようだ。局で入れるテロップ類にも変化があり、それらに関連する機器も含めて当然エンコーダも新しくなったのだろう。

わずかな番組しか確認していないけれどアニメ以外含めて今のところ12/2以降の放送で横1920を維持した映像は未発見で、このアニメも横方向のリサイズ跡がはっきり残る横1440経由の映像なのは変わっていない。


局:TOKYO MX
放送日:2013/10/04
評価:HV1280+/791


BS11より明るい部分の伸びが良く、ノイズも少ないMX。

0話では圧勝と言っていいくらい背景の微妙な描写も潰れず良く残っていたけれど、BS朝日が向上したことで差が縮まり、カットによってはBSの方が潰れが少ないところも見つかるようになった。それでも全体ではまだMXの方が緻密な絵になっているところが多い印象で、情報量はまだMXの方が上だろう。

動きの少ないところでは圧縮劣化での乱れもMXの方が少なくても、シーンチェンジ近辺ではBS朝日の方が安定感して見えるところも多くなった。劣化が目に付きやすい環境であればBS朝日の方が落ち着いて見やすい画質に見えるかも?



以前より高画質になったと言っても今までが悪すぎただけで、MXと比較して圧倒的な絵を見せるBS日テレには遠く及ばず、MXより若干悪く見えるくらいの微妙画質はBSの中で並かそれより少し下辺り。番組名の常時表示も続いているし、BSで放送するとしても避けて欲しい微妙な局という印象をひっくり返すような変化ではなかったようだ。 それでもここ数年画質が悪くなる例も多発しているだけに、はっきり良くなったと言える変化は評価したいところ。


テレビ朝日ではエンコーダ設定に特にはっきりとした変化は出ていないないけれど、スペック的な要素以外で画質が変化することもあるので、直近でチェックした究極ゼロで比較してみる予定。

2013年12月6日金曜日

ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE 宣伝映像

 

局:日本テレビ
放送日:2013/12/05
制作:TMS / だぶるいーぐる
評価:HV1280+/864

特番での紹介映像をチェック。

巨大というほどでもないけれど、かなり大きな分布になる高コントラストくっきり鮮明HV。一部、下のような縦の伸びもよい巨大分布になるカットがあったけれど、上程度か、さらに一回り小さい分布になるところが大半で、高解像でも鮮明さ優先ではないバランス志向の映像といった印象。

軽微なグレイン風ノイズはあっても大半が潰れてしまい、べた塗りに近い簡素な絵ということもあって圧縮劣化も目立たず安定感もまずまず。


近年ののコナン劇場版共通の特徴だけど、映画でも黒帯なしの16:9、もえたんBASARAの縦864と、この作品でも変わっていない。




この状態のカットの方が線の輪郭もはっきりしてくっきり感に強い鮮明映像に見える。といっても鮮明すぎて線にジャギ感が残っているし、特に良い画質という感じもしない。

全体の質感が統一されていないところは気になるけれど、何か演出的な意味があるとか、最終的な映像を使った宣伝用映像でないだけかも?





12/6のテレビ特番の再放送は、初回放送時と同様全編フィールド毎の拡大で駄目アプコン画質のまま。

コンポジソース時代のTBSアニメとか、マクロスFの前半のアプコンなど、アプコン末期時代に低画質で初回放送してしまったアニメは再放送でも当時の駄目素材そのまま使うのがほとんどだけど、これも不幸な時代に放送されてしまった作品の一つで、将来再放送されることがあってもずっとこのままなのだろう。

2013年12月5日木曜日

ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2013/12/04
制作:アームス
評価:HV1280+/810


大きく動くカットがほとんどで、圧縮劣化でもう少し小さい分布になるところが多いけれど、比較的安定したフレームは大きな円に近い分布になる。最近のアームスでは見かけない線もしっかり黒い高コントラストのすっきりくっきり画質でかなり鮮明なHV画質になっている。

動きの影響で圧縮劣化も出ているけれど、派手な動きの割には破綻したフレームは稀で比較的安定した放送画質に見える。このCMで使った映像では圧縮に影響するほど強いノイズ効果は使っていないようだ。

おかげで線の乱れが少ないフレームも多く、ほぼ正確に縦810のフレームが複数が見つかるのでこの映像は1440x810のHV1280+で間違いなさそう。制作は違っても共通点の多いガリレイドンナも1440x810なので、制作を越えて協力しているところがあるのかも?

正確な数字は確認できないものの縦810より上に見えるカットもあった。圧縮劣化の影響で元絵の特徴が強く出ているだけの誤認かもしれないけれど、本放送で変わる可能性もありそう。

IS<インフィニット・ストラトス>2 2話



局:BS-TBS
放送日:2013/10/19
制作:エイトビット
評価:HV1280

TBS2話と同じところ。

このアニメでもノイズの多い映像で、TBSより周囲が明るくなっている。太めで黒に近い線のくっきり画質でもボケ気味のHV画質なので、明るい部分の伸びはほとんど変わらず、絵で比べると判別できないくらい似て見えるところも少なくない。

OBCほど強いノイズ効果はないけれど、傾向は似ていて、BSの方が背景の潰れが少なく少し緻密な絵になっている。ただその影響でブロックノイズが出やすくなり、線が少し荒れているフレームも多かった。環境よりは好みで評価が変わるかも。

放送開始から2ヶ月経って今更感が強いけれど、TBS2話で触れた番宣と本放送で大きく特徴が異なっていた理由は、番宣が効果なども掛かっていない作りかけの仮撮影映像を使っていたから、というだけだった。本放送は少し差はあっても放送回によって印象が変わるようなこともなく、ほぼ同等に見える画質に仕上げられている。似たような例は珍しくなく、今年も記憶にあるところではレヴィアタン神ないなども番宣と本放送の同じカットで比較しても特徴の大きく異なる画質になっていた。




局:TBSチャンネル1@旧e2
放送日:2013/12/01
評価:HV1280


TBSチャンネルもTBSよりノイズが多いけれど、
TBSとBS-TBSの中間のような分布で、絵で見るとTBS寄りの特徴になっている。

ノイズ効果の差の影響でOBCよりは圧縮劣化も少なく、TBSと大差ない画質に見えるシーンも多い。ただ大きく動くところではやはり破綻気味になり、TBSの方が圧倒的に安定して見える。

アウトブレイク・カンパニー 2話



局:BS-TBS
放送日:2013/10/19
制作:feel.
評価:HV1280

TBSで見たところと同じ。

周囲が明るくノイズも多いけれど、TBSより大きな分布になる。ノイズも圧縮劣化というより元映像のノイズ効果が潰れずに良く残っているように見え、背景の細かい描写もBSの方が緻密になっている。BSと比較するとむしろTBSの圧縮劣化が気になり、ディテールが削れたのっぺりした絵に見えてしまうところも多かった。

シーンチェンジ近辺ではBSの方がブロックノイズが増えて崩れ気味のフレームが増えるものの、BS-TBSの方が良く見える環境の方が多くなりそうだ。



局:TBSチャンネル1@旧e2
放送日:2013/11/02
評価:HV1280

昔のBS-TBSと同じくらいの1ヶ月未満の差で追っかけ放送するようになったTBSチャンネルも見ておこう。

どちらかというとTBSに近い分布だけど、周囲が明るくノイズの多い映像になっている。BSとは異なり、ノイズは圧縮劣化の影響がほとんどで絵で比較すると分布以上に大きな違いがある。動きの少ないところでもノイズ効果の影響で圧縮劣化が多く、線の崩れや細部の潰れが目立つ微妙画質になってしまっている。

途中CMなし、局で追加されるテロップ類も最小限と、キッズ、アニマックス以上に有料局らしい利点はあるものの、酷く見劣りする微妙画質は相変わらずのTBSチャンネル。