2013年1月4日金曜日

まんがーる! 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/01/02
制作:動画工房
評価:HV1280+/810

こちらも5分枠の短編。1440x810が増えたきた動画工房制作ということで短編でもあに瓶的には注目の作品の一つ。

大きいというほどでもない八角形というか耳が付いたような角のある分布になるところが多い。映像全体のコントラストは高いけれど、線の明るさが場所によって大きく異なり、黒浮きが激しいところでは少しバランスの悪い絵に見えてしまうところもあった。劣化はそれほど目立たず安定しているものの、欠点の方が多い画質という感じがしないでもない。

微妙な分布だけどこの作品も縦810のジャギがはっきり残っていて1440x810のHV1280+だった。GJ部はまだ番宣だけの確認だけど今期の2作品が1440x810。HV1280+のテレビアニメを作ってもHV1280に回帰してしまった制作もいくつかあるので継続できるかが重要だけど、 動画工房は1440x810が標準になったと考えてもよさそうだ。

ただ1440x810は縦横4/3倍になるフルHDへの拡大処理で乱れが出やすく、この作品も線に粒状感があるなど上質なリサイズとは言い難い。角ばった分布もそのリサイズの質が影響しているし、1280x720より良い絵になったかは微妙なところ。といっても夏雪ランデブーやGJ部番宣には無かった欠点なので、技術的な問題というより低予算で撮影含め全体に少し雑な作りになっているだけなのかも。

ヤマノススメ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/01/02
制作:エイトビット
評価:HV1280


5分枠の短編。

特に大きくも小さくもない中間的な分布。少し明るい赤みを帯びた線でも適度に暗く、鮮明さは十分。

MXではすっきり画質に見えるけれど、軽微なちらつきが見えるところもあり元は軽微なグレイン風ノイズがあったように見える。その影響か背景の描写を中心に圧縮劣化での潰れが多い映像になっている。といっても見ていて気になるほど荒れた感じもなく、十分安定した映像に見える環境の方が多いだろう。

最後に少しぼかして調整したのか、常識的な距離離れてみれば十分滑らかな線に見えけれど、鮮明さを優先したリサイズで3ピクセル周期の揺らぎが強く出て少しジャギ感の強い線になっている。規則的な揺らぎなので縦720だったこともわかりやすくこれもHV1280。