2013年1月9日水曜日

AMNESIA 1話



局:TOKYO MX
放送日:2013/01/08
制作:ブレインズ・ベース
評価:HV1280

大きな円分布になる鮮明HV。演出的な効果のないところは似たような分布で安定している。少し色を感じるくらい明るめの線だったり、グラデーションなどで黒浮き気味になっているところがあり、分布の割にはくっきり画質には見えないシーンも多い。

気になるような粗さはまったく感じないけれど、ちょっとジャギ感のある線を少しぼかして整えたような特徴で、場所によっては少し線がガタガタになっているところもあり、鮮明でもどこかすっきりしない絵に見える一因になっている感じ。

軽微なノイズ効果のちらつきも見えるけれど、ほとんど潰れてすっきり画質になっていて安定感は高め。それでも今期はノイズ効果皆無というくらい極端にすっきりした映像の作品も多いので、それらと比べると圧縮劣化も非常に少ないとうほどでもない。

ジャギがはっきり出ている線なので縦720の特徴もわかりやすく、これもHV1280。




局:tvk
放送日:2013/01/08
評価:HV1280


MXと比べると小さいけれどこのフレームの伸びは悪くない。それでも背景のディテールも潰れ気味で線にも乱れがあり、MXより少しのっぺりした絵に見えてしまう環境が多くなりそう。

キューティクル探偵因幡 1話


局:BS11
放送日:2013/01/08
制作:ZEXCS
評価:HV1280+/848


こちらもMX1話と同じところ。


BS11の方が僅かに横の伸びが良く、MXの方がばっさり切れたような分布になっている。この作品でも横1440経由の映像だけど、元が横1500程度の高精細映像であったことや、MXの方が最低でも1往復余分なリサイズが加わった影響で、BS11の方が横ボケの少ない映像になっているのだろう。フルHDで入れたEDの文字を見ると1920を維持したソースと考えたくなるくらい鮮明に見えるけれど、リサイズ跡がはっきり出ているし分布も横方向に少し劣化した状態になる。

分布ではBS11の方が良いように見えるけれど、動画どころか静止画で比較してもまったく違いがわからないくらい似た画質になっている。比較的わかりやすい差は線で区切られない色の境界で、色のにじみが出やすいMXの方が色の塗りわけがはっきりしないところが多くなっている。すっきり画質でどちらの局も非常に安定して互角と言っていいくらいの差だけど、BS11の方が大きく動きところでの劣化が少なく見えるところが多かった。僅差でもBS11の方が欠点が少ないので良く見える環境が多くなりそう。

ラブライブ! 1話


局:BS11
放送日:2013/01/08
制作:サンライズ
評価:HV1280+/810

MX1話と同じところ。

BS11の方が若干小さく見えノイズも多く見える。といってもMXの方が安定しているとはっきり言えるほど圧縮劣化が少ないわけでもなく、MXよりノイズ効果が若干潰れずに残っていると言った方かいいかもしれない。

動きの激しいところではどちらも圧縮劣化が目立つし、ディテールの残り具合も見る場所次第で変わってしまう。1フレーム毎比較すると優劣もはっきりするけれど、全体としてはどの要素で見ても大差なく、点数を付ければ似たような点になりそう。